予防歯科|茗荷谷・護国寺で歯科・歯医者をお探しなら「音羽ファミリー歯科」

〒112-0012東京都文京区大塚3丁目9-3ヒルズ音羽2F

03-6902-8020

WEB予約
受付

予防歯科

予防歯科|茗荷谷・護国寺で歯科・歯医者をお探しなら「音羽ファミリー歯科」

予防歯科

予防歯科

セルフケアとプロフェッショナルケアの両立

予防歯科の中心となるのは、セルフケアと定期的なメインテナンスです。
「予防」の基本は毎日の歯みがきですが、歯と歯のすき間や歯茎の溝、奥歯の噛み合わせ溝などの汚れは、セルフケアで完全に除去することはできません。そのため、毎日歯みがきしていてもむし歯になってしまうことがあるのです。徹底的にお口の中の汚れを除去できるのが、歯科医師や歯科衛生士らによるプロフェッショナルケアです。
定期的に専門家の歯のクリーニングを受けて、お口の汚れを除去すれば、細菌の温床となるバイオフィルム(強力に付着した多種の細菌の膜)や歯石を取り除くことができます。

歯科で行うプロフェッショナルケア

プロフェッショナルケアでは歯垢や歯石の除去をはじめ、口腔内診査、歯みがき指導などを行います。

PMTC(プロによるクリーニング)

PMTCとは、専門家が専用の機器を使用して歯を磨き上げる(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という意味の略称です。毎日の歯みがきでは落ちない歯の汚れやバイオフィルムを、予防ケアのプロである歯科医師や歯科衛生士が、専門の器具と専用のペーストを用いて歯面とその周辺の歯周組織から徹底的に除去していきます。このクリーニングによって、汚れの再付着の予防も期待できます。

エアフロー

エアフローは歯のこびりついた汚れをしっかり落としていく、歯専用のクリーニング機器です。エアフローではまず歯垢を薬液で染めます。歯垢は付着した時期によって染まる色の濃さが違ってきますので、普段、歯みがきができていない部分やバイオフィルムがあるところがはっきり認識できます。そうした部分を中心に、小さな粒子を吹き付けながらジェット流水で同時に洗い流し、こびりついた歯垢や汚れをしっかり取り除いていきます。ブリッジの下や被せ物、インプラントまわりの汚れなどもスッキリ落とすことができます。
粒子はパウダー状なので、歯に優しくダメージを与えません。エアフローを行った後は、歯の表面がツルツルします。歯垢や歯石、バイオフィルムなどの再付着も防ぎ、むし歯や歯周病などのリスクを低減できます。

フッ素塗布

フッ素塗布は小児歯科専用と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、成人のむし歯予防にも効果的です。
フッ素(フッ化物)にはその化学的特性から、「初期のむし歯を治す」「歯のエナメル質を強くする」「むし歯菌の活動を抑える」という効果が期待できます。定期的なフッ素塗布で歯をコーティングすることによって、むし歯を予防します。3カ月に1度程度行うことが理想です。

ご自宅で行うホームケア

一人ひとり歯並びも違いますし、歯みがきの仕方にも癖があります。ホームケアの指導では、各個人に合わせた歯みがきの方法や、歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスの選び方などをお伝えし、ご自宅でのホームケアをより効果的に行えるようにサポートいたします。

ブラッシング方法

むし歯や歯周病の原因は歯垢です。この歯垢は丁寧なブラッシングによって、大部分を取り除くことができます。ブラッシングは、みがき残しを防ぐため、1本1本の歯を優しく丁寧にみがくことが基本です。歯の表面をみがく時は、歯ブラシを直角に当てて小刻みに動かします(スクラッピング法)。歯と歯茎の溝は、歯ブラシを45度の角度に当てて小刻みに動かし、汚れを掻き出すようにします(バス法)。いずれも力を入れ過ぎないように注意しましょう。

デンタルフロス

歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスを使用すると落ちやすくなります。糸状のデンタルフロスは、歯と歯のすき間に通して汚れを落とします。ホルダーがついたフロスもありますので、使いやすいものを選択してください。

歯間ブラシ

歯間ブラシは歯と歯の間の汚れを落とします。さまざまな太さの歯間ブラシがありますので、ご自分の歯に合ったものを選びましょう。前歯と奥歯で歯と歯のすき間が異なる場合は、それぞれ太さに合わせて使い分けます。

キシリトール

キシリトールはむし歯予防効果が実証されている天然甘味料で、厚生労働省から食品添加物として認可されているほか、世界保健機関(WHO)や国連食糧農業機関(FAO)もその効果を認めています。キシリトールは、ミュータンス菌の増殖や歯垢の形成を部分的に抑える効果が期待でき、食後にキシリトール配合のガムなどを摂取することがむし歯予防に有効とされています。
ただし、一度に大量のキシリトールを摂取すると腹痛、下痢を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

小児の予防歯科

一生ご自身の歯で生活していくために、体と環境づくりは大切です。これはご自身の財産にもなります。
まだ、ひとりで自分のことができない赤ちゃんは、ご両親の手が必要です。そしていずれは自分ひとりでも歯を守れるように、そして、今度はご自身のお子さんのためにと、繋げられるといいですよね。

  • 妊娠中に歯周病の方は低体重児や早産のリスクが上がります。また、ご家庭での食事や飲み物の与え方、歯磨きなどの生活習慣が生まれてくるお子さんにも影響し、お子さんもむし歯などになりやすいです。ご両親のお口の中の環境を整えることも大切です。妊娠2~4カ月頃お腹の中の赤ちゃんの乳歯が作られます。カルシウムだけでなく、タンパク質、リン、ビタミンA・B・Dの栄養素を含む食品をバランスよくとりましょう。
  • 歯が生える前のケアとしては、授乳のペースがある程度つかめたら、授乳後にぬるま湯に浸したガーゼを絞って指に巻き付けて、お口の中を拭ってきれいにすると、歯が生えて離乳食が始まり歯ブラシを使ってのブラッシングも移行しやすいと思います。
  • むし歯は感染するものです。お子さん専用のスプーン、食器を用意しましょう。
  • 家族全員でお口の中をきれいに保つようにすることで、自然とお子さんにも食後の歯ブラシの習慣も身につきやすいです。
  • 乳歯が生えて揃って、永久歯が生えてくる頃から、お子さんのお口の中は子どもの歯と大人の歯が混在し、食後の歯ブラシをお子さんだけに任せるのではなく、せめて永久歯が生え揃うまでは寝る前だけでも、仕上げ磨きをしてあげると良いです。
  • お子さんのむし歯予防には、フッ素塗布とシーラントがあります。シーラントは汚れが溜まりやすい奥歯の溝を塞ぐことで、むし歯予防効果があります。シーラントはあくまでもむし歯にならないようサポートする処置ですが、引き続きご家庭での歯磨きは必要です。またシーラントは剥がれることもありその剥がれかけた段差で、汚れが溜まりやすくなり、むし歯にもなりやすいので定期検診は大切です。

病原菌の定期的な除去により、むし歯と歯周病を予防していきましょう。

TOP